関節がなめらかに動くしくみ
コンドロイチン硫酸
骨と骨の連結部にあたる関節では、通常骨どうしが、じかに接することはありません。双方の骨の接点は「軟骨」というやわらかい骨で裏打ちされていて、その軟骨と軟骨の隙間を満たしている
「関節液(滑液)」が、関節のなめらかな動きを生み出す潤滑油の役目を果たしています。
関節液は、関節に力が加わるたびに軟骨からしみ出ますが、実はこの関節液を、軟骨の中で多量に抱え込んでいるのが、コンドロイチン硫酸なのです。
膝や腰の痛みはこうして起こる
変形性関節症
関節軟骨には、からだの中で最も多くコンドロイチン硫酸が含まれています。ところが、軟骨中のコンドロイチン硫酸が減少すると、軟骨は本来の弾力を失って、ササくれ立ってきます。さらに、関節液の分泌も減るために、軟骨どうしが直接ふれあうようになり、軟骨は次第にすり減っていきます。やがては、骨どうしが直接ぶつかる事態となって、その結果、痛みが生じてくるのが変形性関節症です。
変形性関節症は、膝や腰、首などに起こりやすく、特に体重を支え続けている膝関節の発生頻度が高くなっています。
血管新生が軟骨を変性させる
コンドロイチン硫酸不足が招く血管新生
変形性関節症の発生には、摩擦による変性以外に、「血管新生」も深く関わっています。通常、軟骨の中には血管が通っていないのですが、その軟骨に毛細血管が入り込んで軟骨を変性させ、最終的に、軟骨を破壊してしまうことがあるのです。同様の現象は、慢性関節リウマチの患者さんの関節にもみられます。
こうした血管新生が生じる背景にはコンドロイチン硫酸の不足が示唆されます。というのも、不必要な血管新生を抑える作用があるコンドロイチン硫酸の豊富な軟骨に、血管が入り込むことは考えられないからです。
軟骨は一度破壊されると、再生は困難とされています。ですから、軟骨の変性を防ぐため、コンドロイチン硫酸の体内合成が衰えてくる中年以降は、コンドロイチンを積極的に体外からの補給に励みたいものです。
また、すでに変形性関節リウマチを患っている人でも、コンドロイチン硫酸の継続的な摂取で、痛みが緩和されたり、関節の動きがよくなる例が報告されています。
◎コンドロイチンは、フカヒレ抽出物が最高です。 できるだけ高単位のものが有効です。
| 参考文献: |
痛みを抑え美肌を保つコンドロイチン硫酸「ハート出版」
グルコン食品「ゆほびか」7月号より抜粋 |
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