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白内障とルテイン
白内障は「しろそこひ」とも呼ばれ、高齢者に多い病気ですが、最近では30代、40代の人でかかる人も珍しくなくなりました。
白内障は、水晶体が濁ってしまう病気です。水晶体に含まれるヒアルロン酸が酸化され、白く濁ることから、視界がかすんだり、目の前がちらちちらしたり、ものが二重、三重に見えたりします。
白内障を引き起こす原因としては、年齢とともに水晶体内のたんぱく質が変質し、白濁するという説、紫外線説、ダイオキシン説などがあります。いずれにせよ、活性酸素によって水晶体の成分が酸化され、変質した結果白内障になるのです。
白内障は、濁りの部分が水晶体の周辺から始まるため、最初のうちは自覚症状がありません。濁りが内部まで広がるにつれ、徐々に見えづらくなっていきます。
多くの場合、くさび形の濁りが周辺から中心に向かって広がってゆきます。濁りが中心部に達したり、広い面積を占めたりすると、視力は相当落ちてきます。
しかし、この状態が左右同時に進行することはまれで、たいていは片方の目だけ悪化します。
また水晶体は、一度濁ると透明な状態に戻すことはなかなか難しいのです。といって、急に失明するということはありません。
白内障手術する前にルテインを摂る
白内障を防ぐには、水晶体の酸化を抑える抗酸化物質を多く含む食品を摂ることが、最も近道です。といって、抗酸化物質を多く含めばどんなものでもいいかというと、必ずしもそうではありません。
緑黄色野菜には、抗酸化力の強いカロチノイドがおよそ40種類も含まれています。しかし、同じカロチノイドでも白内障に効果があるとみられるのは、ルテインだけです。
ルテインはもともと水晶体、硝子体、黄班部、網膜に存在し、これらの組織の透明度の維持をつかさどっています。ところが、酸化物質がこの働きを破壊してしまうため、白内障が起こります。
ルテインを外から補うことによって、もともとあった働きを再強化し、白内障を改善する。これが白内障治療の近道です。
白内障は、これまではいったんなってしまうと手術しか改善方法がありませんでした。ある程度症状が進むと、白濁した水晶体を手術によって除去し、代わりに人口水晶体を挿入するのです。
手術そのものは日帰りで終わる簡単なもので、目の濁りはかなり改善されます。しかし人口水晶体を入れたからといって、視力まで戻るわけではありません。
人口水晶体にはピントを合わせる能力がないので、相変わらず眼鏡やコンタクトレンズによって視力を調整しなければなりません。
また、いかによくできた人口水晶体でも、本物に比べて視力を調整する能力や、鮮明な画像を映し出す能力は劣ります。私たちは、できることなら自前の水晶体を残し、自らの目でものを見るようにしたいものです。
そこでルテインの出番です。活性酸素を除去し、水晶体を守るだけでなく、視力の回復にも大きな効果を発揮します。手術という選択肢を選ぶ前に、ルテインを試すことを推奨します。
現在、ルテインと白内障の臨床試験では、視力の変化が50例報告されています。
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