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ルテイン不足の現代人
私たちの食生活で、野菜、果物が足りている人は、実はほんの一握りです。ルテインはホウレンソウに代表される緑黄色野菜に多く含まれますが、ほとんどの人は毎日必要とされる分量(約6mg)を摂っていないと思われます。
「野菜は嫌い」とか、「調理がめんどうだから食べない」という人も多いことでしょう。
また、外食の多い人は、緑黄色野菜は決定的に不足していると思われます。ただでさえ、私たちは高齢になると消化器が老化し、栄養素を吸収する力が衰えます。ルテインはどうしても不足しがちなのです。
現在、食生活においてルテインを過不足なく摂っている人は、実はまれなのです。
必要量をサプリメントで摂る
食事から十分なルテインを摂れない人は、サプリメント(栄養補助食品)で摂ることをお勧めします。
すでに白内障や黄班変性症を患っている人は、一定量以上のルテインを摂取する必要があり、食事だけでは絶対量が足りません。それを補う意味で、サプリメントからの補給は重要です。
サプリメントのルテインは、マリーゴールドという植物の花弁から抽出します。ルテインの含有量はホウレンソウやケールなどのほうが多いのですが、これらの野菜には他のカロチノイドが多数含まれており、ルテインだけを抽出するのが非常に困難なのです。
その点、マリーゴールドの花弁からは、効率よくルテインを分離することができるのです。マリーゴールドからの抽出法が確立したおかげで、手頃で良質のサプリメントが手に入るようになりました。
ルテインのサプリメントのほとんどは、ソフトカプセルとタブレットです。ルテインは酸化されやすいので、ソフトカプセルやタブレットにすることで空気中の酸素を遮断し、安定的な状態を保つことができます。
また消化器の中でカプセルやタブレットが溶けたとき、ルテインの溶液が速やかに分散してゆくので、吸収も早いのです。
このような形で摂取した患者さんは、血液中のルテインの濃度が上昇します。ルテインを毎日6mg摂取すると、黄班変性症の発症が50%近く抑制されることも明らかになっています。
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